2008年12月6日土曜日

12/6 Today 水戸光圀公(水戸黄門様)が死ぬ(1701)

徳川光圀 - Wikipedia: "生誕 寛永5年6月10日(1628年7月11日)死没 元禄13年12月6日(1701年1月14日)72歳頃より食欲不振が目立ち始め、元禄13年(1700年)12月6日に食道癌のため死去。享年73(満71歳没)。

同時代から言行録や伝記を通じて名君伝説が確立しているが、江戸時代後期から近代には白髭と頭巾姿で諸国を行脚してお上の横暴から民百姓の味方をするフィクションとしての黄門漫遊譚が確立する。水戸黄門は講談や歌舞伎の題材として大衆的人気を獲得し、昭和時代には映画やテレビドラマなどの題材とされた。テレビドラマに関しては、今でも続いている。"


あのテレビドラマは時々見る。「この紋所が目に入らぬか〜」と印籠を取り出すと、悪代官らが「はは〜」と平蹲り、すべてが解決する。とても気持ちが良い。単純極まりないのがいい。

現代日本の黄門様と言えば、マスコミか、検察庁か、公正取引委員会か。彼らが「悪い奴」をつかまえると、国民は「ザマ〜見ろ」と小躍りして喜ぶ。その「悪い奴」の態度がいままででかければでかったほど嬉しい。

でも、現代日本の「黄門様」に捕まらない良い方法がある。弱者のふりをすること。繰り返して繰り返して「おいらは可哀想な弱者なんだ」と叫び続けるのだ。そうすれば「黄門様」としても、折角つかまえても大衆に喝采されないだろうから、最初から目を付けないのである。

現代日本では、こういう弱者が団結して政治的に強くなり、利権を自分たちに誘導し、最終的には経済的にも強者に成り上がることが多い。誰のチェックも受けないから、やりたい放題だ。

こうして日本では、ホントに悪い奴らがのうのうとのさばることとなる。本来は零細農家の協同組合である農協(全農)も、今や巨大独占企業集団となり、しかも独禁法の規制も受けないから、やりたい放題なのである。

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